トップページ > 商品紹介 > 関美穂子 型絵染め九寸名古屋帯(そよ風・小千谷紬)

商品紹介

関美穂子 型絵染め九寸名古屋帯(そよ風・小千谷紬)

この商品についてのお問い合わせ

この商品を注文する

※オンラインショップへ移動します。


商品説明

「そよ風」と名付けられた、関美穂子(せきみほこ)さんの型絵染め九寸名古屋帯です。

単純な言葉では何とも表現し難い、柔らかみを感じる臙脂色の地に、蝶や木立、そして風に舞うリボンでしょうか…伸びやかな意匠が描かれています。関さんらしい、どこか物語を感じる自由なデザイン。染織にありがちな制約や堅苦しさを全く感じさせないその作風は、見ていて本当に心地よく、素直に素晴らしいと思えるのです。

関美穂子さんは、1980年神奈川県生まれ。型染の染織家、堀江茉莉氏に師事され、2006年・2007年には国展に入選。現在は京都にて、制作を行われています。

「型絵染め」という言葉は、1956年に芹沢銈介氏が人間国宝に認定された際、その他の型染めの技法と区別するために考案された名称です。技法的には沖縄の紅型とよく似ています。
関さんをはじめ、作家と呼ばれる方達の作品は図案、型彫り、糊伏せ、彩色、地染めまで基本的に全て一人で行います。そのため分業の多い友禅や小紋染などとは違い、作家さんの個性や想い、感性が作品に強く表れます。

柔らかな小千谷紬の地に、六通(タイコから前腹まで)でたっぷりと柄が染められていますので、タイコ柄の苦手な方も安心してお締め頂けます。結ぶ位置を少しずらせば、表に出てくる柄が変わり帯の表情が変化します。またタレ先は、無地場(1枚目の写真参照)と柄部分、どちらかをお選び頂けます。

小紋や紬、御召、木綿などに合わせて、お楽しみ頂ければと思います。お手持ちのお着物とのコーディネイトなどお気軽にご相談下さい。

■お仕立てについて
弊店にて検品後、弊店の基準に合格した国内の熟練の和裁士さんにお仕立てをお願いしています。寸法のご相談などございましたら、お申し付けください。

■お手入れについて
日常のお手入れは、部分的なしみ落としで十分です。長期間の保存の前や、全体の汚れが気になる場合は、ドライクリーニングをお薦めしています。ご家庭での水洗いは出来ませんので、ご注意下さい。

■ガード加工について
ガード加工をご希望のお客様は、オンラインショップのプルダウンメニューより【+ガード加工】をお選びください。ご指定の無い場合の加工は、パールトーン加工となります。 その他の加工をご希望のお客様はご連絡をお願い致します。 ・シルクガード・ハジックガード加工等

■写真・色について
HP上の商品の色は可能な限り、現品に近づけてはおりますが、お客様のご使用のパソコン、OS、ディスプレイ(モニター)により色味が異なる場合がございます。何卒ご理解頂きますよう、お願いいたします。

■お手元での商品確認サービス
こちらの商品はお手元で実際の商品をご確認いただけます。尚サービスご利用には仮決済が必要です。詳細はオンラインショップをご覧ください。

■在庫について
実店舗でも商品を販売しておりますので、お申込み頂いても売り切れの場合がございます。先着順にご紹介いたしますので、何卒ご了承下さい。

関美穂子 型絵染め九寸名古屋帯(そよ風・小千谷紬)

【素材】
絹100%
【生地巾】
約34.5cm
【生地丈】
約3.7m
【価格】
売切御礼

この商品をみたお客様は、こんな商品もみています

  • うっすらと赤みを帯びた黄橡色の地が、自然の色そのままの重なりで織り出されています。糸そのものの息遣いを感じる、しな布(科布・榀布とも)八寸名古屋帯です。絹や木綿が普及する遥か昔より、人々の生活に寄り・・・
  • まるで織物のような細かな模様。これは、糸のように細くした竹を丁寧に手で編んで繊細に表現した竹細工です。タイのバンコク郊外、自然豊かな工房で女性を中心とした職人たちが、竹を細かく裂いたり、染めたりし・・・
  • すっきりと…京友禅らしい瑞々しい白地に、手描き友禅で「藤」が描かれた塩瀬名古屋帯です。まず目に映るのは、おタイコに描かれた藤の美しい流れ。本歌はおそらく琳派でしょう。洗練された構図と配色、そ・・・
  • どんな言葉で表現すれば、この織物の美しい艶とふんわりとした質感がお伝えできるでしょうか。他のどの作り手、産地のものとも異なる、唯一無二の風合い。久保原由佳理さんの草木染め綾織着尺です。久保原由佳里・・・
  • 独特の光沢感を感じるシャンパンゴールドの地に、洗練されたデザインでワイングラスやシャンパングラスが織り出されています。「glass」と名付けられた織楽浅野(しょくらくあさの)の名古屋帯、意匠・配色は京・室・・・
  • 国の重要無形文化財として技術保存の指定を受け、織物の最高峰として愛される本場結城紬。数百年もの昔から糸を紡ぎ、絣を括り、機で織る。その長い長い工程の全てが、人々の手仕事によって受け継がれてきました・・・