トップページ > 商品紹介 > 本場結城紬・高機(白茶色・無地)

商品紹介

本場結城紬・高機(白茶色・無地)

この商品についてのお問い合わせ

この商品を注文する

※オンラインショップへ移動します。


商品説明

国の重要無形文化財として、技術保存の指定を受け、織の最高峰として愛される本場結城紬。数百年もの昔から糸を紡ぎ、絣を括り、手機で織る。その長い工程の全てが、人々の手仕事によって受け継がれてきました。着物好きならいつかは欲しい…そんな憧れの結城紬を特別価格にてご用意いたしました。

袋真綿(繭を袋状に広げた物)から撚りをかけずに紡ぎだされていく、空気をたっぷりと含んだ糸。結城紬がその他の織物と別格に扱われるのは、経糸・緯糸共にこの手紡ぎの無撚糸を用いているからなのです。
一反分の糸を紡ぐには約2か月もの時間がかかります。この気の遠くなるような工程を、均一な力加減(細さ)で行わなくてなりません。

そして糸紡ぎから機織りまで機械に頼らない人の手仕事を経て、厳しい検査に合格した物だけが本場結城紬として扱われます。反物の端に張られている証紙には、結城紬としての品質の保証と、その結城紬に携わった人々の想いが込められています。

こうして織り上げられた結城紬に初めて袖を通したとき、まず皆様がその軽さと、温かさに驚かれます。たんわりと温かく、それでいて軽い。「結城三代」や「結城に始まり、結城に終わる」など様々な言葉で評されるその着心地に、きっとご満足頂けるのではないでしょうか。

こちらは落ち着いた白茶色(白みがかった薄い茶色)の無地。シンプルな無地だからこそ、素材の持つ質感と品格が際立ちます。染帯や織帯など、帯合わせのしやすさ、着回しの良さもお楽しみ頂ければと思います。

■お仕立てについて
弊店にて検品後、弊店の基準に合格した国内の熟練の和裁士さんにお仕立てをお願いしています。袷仕立てをご希望のお客様は、ご注文時に八掛の色目(地色共・ご希望の色等)と、無地か暈しのご指示をお願いいたします。寸法のご相談などございましたら、お気軽にお申し付けください。

■産地地入れについて
弊店では本場結城紬は、産地での地入れをお薦めしています。結城紬を扱いなれた職人さんが、一反一反昔ながらの手作業で地入れをして下さいます。お客様の目には触れることのない行程ですが、着心地を左右する大切な作業です。

■お手入れについて
日常のお手入れは、汚れやすい袖口や裾等の部分洗い(溶剤)や、半衿の掛け替えで十分です。長期間の保存の前や、シーズン終りなどには、ドライクリーニングをお薦めしています。ご家庭での水洗いは出来ませんので、ご注意下さい。

■色について
HP上の商品の色は可能な限り、現品に近づけてはおりますが、お客様のご使用のパソコン、OS、ディスプレイ(モニター)により色味が異なる場合がございます。何卒ご理解頂きますよう、お願いいたします。*パソコンで綺麗に表示されない場合、iphoneやスマートフォンからアクセスして頂くと、綺麗に表示される場合があります。

■お手元での商品確認サービス
こちらの商品はお手元で実際の商品をご確認いただけます。尚サービスご利用には仮決済が必要です。詳細はオンラインショップをご覧ください。

■在庫について
実店舗でも商品を販売しておりますので、お申込み頂いても売り切れの場合がございます。先着順にご紹介いたしますので、何卒ご了承下さい。

本場結城紬・高機(白茶色・無地)

【素材】
絹100%
【生地巾】
約38cm
【生地丈】
約12.5m
【価格】
売切御礼

この商品をみたお客様は、こんな商品もみています

  • まるで織物のような細かな模様。これは、糸のように細くした竹を丁寧に手で編んで繊細に表現した竹細工です。タイのバンコク郊外、自然豊かな工房で女性を中心とした職人たちが、竹を細かく裂いたり、染めたりし・・・
  • シンプルな舟形の台に、有松絞りの綿絽生地の花緒を挿げた桐下駄です。すっきりとした台と花緒の組み合わせはコーディネイトの巾が広く、浴衣や帯の色も選びません。ついつい後回しになりがちな小物ですが、洋装・・・
  • 野村半平(のむらはんぺい)氏をご存知でしょうか。明治37年結城市で生まれた野村半平氏は、高等小学校を卒業後、結城紬の職人の道へ。戦中の奢侈禁止令から結城を守り、国の重要無形文化財指定に奔走した、まさに・・・
  • 「百合文」と名付けられた、洛風林の九寸名古屋帯です。瑞々しい薄藍白の地に、百合の花をモチーフとした文様。手織りならではの驚くほど柔らかく織り上げられた地風に、所々独特のしぼが表現されています。洛風・・・
  • いつまでも新鮮な美しさをとどめ、着る人に静かに寄り添う、そんな着物を…。きもの創り京都・小阪小阪豊さんの手がける染物は、古典を踏まえながらも、現代的な感性の意匠、都会的な色彩、そして着る人を・・・
  • 透明感のある淡い青藤色の濃淡で織分けた、柔らかな横段の地に「ヴェネツィア段文」と名付けられた文様が織り出されています。卓越した織の技術と美しい素材、そして吉野さんの新しい感性が調和した、美術工芸啓(・・・