トップページ > 商品紹介 > 国画会 山下健 生絹九寸名古屋帯(染分けに琉球絣)

商品紹介

国画会 山下健 生絹九寸名古屋帯(染分けに琉球絣)

この商品についてのお問い合わせ

この商品を注文する

※オンラインショップへ移動します。


商品説明

生絹(すずし)と呼ばれる張りのある地に、染分けと琉球絣をモチーフとした、美しい絣模様が織り出されています。染料となる草木の栽培から、染め(絣)、そして織(手織り)までを一貫して手掛ける国画会会員 山下健さんの生絹九寸名古屋帯です。

山下健(やましたたけし)さんは、1955年鳥取県生まれ。染織家の柳悦博氏の元で織を学んだ後、故郷の鳥取で独自の作品制作を続けられています。現在は国画会会員です。

国画会山下健
絹糸の美しさが際立つ仕上がり…

山下さんの作品を代表する“染分け(締切・熨斗目とも)”と呼ばれる絣模様。ごくごく淡い生成りの地色に、薄藍の横段と琉球絣をモチーフとした緯絣が映え、織物とは思えない瑞々しい表現です。全体を引き締める薄墨の縞部分には、一定の間隔を保ちながらもじり織が用いられ、帯地により深みを与えてくれています。

夏らしい透け感と、シャリっとした肌触りが心地よい帯地です。通常の夏帯と同じように6月から8月末までが最も適した季節かと思います。ただ年々、単衣・夏物を御召頂く季節が長くなっています。TPOにあわせて、もう少し長くお締め頂いてもよいかと思います。
紬・麻の織物(上布)や小紋などに合わせて…お手持ちのお着物とのコーディネイトなど、お気軽にご相談下さい。


■お仕立てについて
弊店にて検品後、弊店の基準に合格した国内の熟練の和裁士さんにお仕立てをお願いしています。帯芯の堅さや、寸法のご相談などございましたら、お申し付けください。

■お手入れについて
日常のお手入れは、部分的なしみ落としで十分です。長期間の保存の前や、全体の汚れが気になる場合は、ドライクリーニングをお薦めしています。ご家庭での水洗いは出来ませんので、ご注意下さい。

■色について
HP上の商品の色は可能な限り、現品に近づけてはおりますが、お客様のご使用のパソコン、OS、ディスプレイ(モニター)により色味が異なる場合がございます。何卒ご理解頂きますよう、お願いいたします。*パソコンで綺麗に表示されない場合、iphoneやスマートフォンからアクセスして頂くと、綺麗に表示される場合があります。

■お手元での商品確認サービス
こちらの商品はお手元で実際の商品をご確認いただけます。尚サービスご利用には仮決済が必要です。詳細はオンラインショップをご覧ください。

■在庫について
実店舗でも商品を販売しておりますので、お申込み頂いても売り切れの場合がございます。先着順にご紹介いたしますので、何卒ご了承下さい。

国画会 山下健 生絹九寸名古屋帯(染分けに琉球絣)

【素材】
絹100%
【生地巾】
約34.5cm
【生地丈】
約3.7m
【価格】
売切御礼

この商品をみたお客様は、こんな商品もみています

  • どんな言葉で表現すれば、この織物のふんわりと優しい質感がお伝えできるでしょうか。他のどの産地、作り手のものとも異なる、唯一無二の"絹味"。"手おりの中の手織"と名付けられた、廣瀬草・・・
  • 北村武資氏は1935年京都生まれ。京・西陣で得た高度な織の技術と現代的な感覚によって、織の造形に新たな地平を切り開きました。氏が織の世界に入って六十余年。羅と経錦、二つの人間国宝(重要無形文化財保持者)・・・
  • 紗綾型と菊地紋が織り出された艶やかな空色の地に、菊や桜、紅葉などが繊細な筆致で描かれています。「流水に百花」と名付けられた、手描きの京友禅訪問着です。躍動感を感じる流水を背景に、雪輪と季節の花々が・・・
  • 勝山健史さんは、19世紀末に創業した勝山織物の5代目。古の名物裂にみた“美しさ”これを現代の物として生み出したい。そんな思いを胸に、30代半ばから家業の物づくりと並行して、自身の思い描く美しい・・・
  • ほんのり赤みを帯びた白橡色の地に、印度更紗が染められています。“細密画(さいみつが)”と呼ばれる技法で描かれた、ジャイ・パラカシさんの塩瀬名古屋帯地です。まず目に映るのは、タイコと前腹にた・・・
  • 「緑草」と名付けられた、国画会加藤富喜さんの九寸名古屋帯です。加藤富喜さんは1972年生まれ。女子美術大学大学院を卒業後、毎年国画会へ出品。現在は国画会会員、そして母校の女子美術大学で非常勤講師を務め・・・